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大詔三年、旧帝鉄で製造された8620形蒸気機関車のトップナンバー専用レイルロオドであるハチロクは、新動力機関エア=クラの登場により迎えた大廃線時代にともなって廃用とされ帝鉄解体後、右田汰斗に8620形蒸気機関車ごと引き取られる。

しかし、過去の事故の影響により、レイルロオドの機能記憶を損傷していたハチロクは、8620形の機体の修復が果たせず、それに失望した汰斗により、機能を止めハチロクは長い眠りについた。

時は流れて正和五十四年、主人公である双鉄は第二故郷の御一夜市救済のため帰郷中に偶然にハチロクを目覚めさせ、そのオーナーとなる。双鉄とハチロクは、8620形の復活を目指す。

登場人物

右田 双鉄(みぎた そうてつ)

本作の主人公。大廃線時代末期に発生した鉄道事故の被害者で旧姓は「十川(そごう)」。家族全てを失くしたところを右田家に引き取られ養子となった。古風な言い回しを多用するため、相手に堅苦しい印象を与えることもあるが、誠実で清廉な青年である。熟考する場面ではよく「む。」や「…うむ。」と答えることが多い。御一夜鉄道では運輸・保線部長に就任しているが、これは交渉事には肩書が必要だという理由からのもの。御一夜鉄道の人材不足は著しいため、実際には様々な業務を行っている。立ち絵は用語トピックス画面で確認することが出来、カラーのラフ絵であったが、後のバージョンでは新規に描き起こされている。事故で負った傷跡は前髪に隠されている。

ハチロク / すず

ロールアウト日:大詔3年3月8日(正和61年新造修復)身長:124cm 体重:35kg スリーサイズ:B57/W43/H59
旧帝鉄8620形蒸気機関車トップナンバー機8620専用レイルロオド。帝鉄解体直前、右田汰斗により8620とともに買い取られて、御一夜へ運ばれてきたものの、そのまま眠らされてきた。

進学で帰郷した双鉄に偶然目覚めさせられる。会話は「〜と申します」や「〜でございます」と古風[注 1]なもので、インターネットなどの現代の物には疎い[注 2]が、とても優秀なレイルロオド。しかし、目覚めて以降は著しい能力低下に苦しめられている。一人称は「わたくし」。
蒸気機関が異常燃焼を起こすため、飲酒はできない。また、自分の動力源でもある石炭には一家言ある。
二人称は名前に「様」を付けるが、日々姫のみ彼女の厚意で呼び捨てで呼ぶ。凪に至っては、機関士助手の仕事が様になって以降は呼び捨てとなった。
8620運転、整備中時、整備体での服装は、時折双鉄と一緒にナッパ服を着用する場面もある。
ハチロクのルートへ進むと、メインエピソードの終盤に双鉄から「すず」の名を与えられ、その後のシーンエピソードは字幕の名前が「ハチロク」から「すず」に変更される。

 

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